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視覚メディアの重要性はかつてないほどに高まっています!

調査によると、訪日旅行者の約半数が旅行中にSNSを利用しています(2014 日本政府観光局)。中でも視覚要素の強いInstagramは情報発信との相性が良く、重要性は今後も増すばかりでしょう。

そこで「うちも写真で情報発信だ!」とiPhone片手にインスタグラムを始めてみたものの、どの写真が今ひとつパッとしない。そんな悩みを抱えている方も多いのでは。確かにプロレベルの写真を撮るには、長年の知識と経験が欠かせません。でもインスタ映えする中級者レベルの写真なら、コツさえ抑えれば簡単に撮れるんです。

そこで今日は、もっと綺麗な写真で伝えたいあなたに朗報! 写真を3倍綺麗に撮れる3つのルールをお教えします!(ルールは動画制作でも役立ちますよ!)

ルール1. 主人公は何か考える

主人公とはその写真の主題であり、写真を見たときに視線が集まる場所です。

初心者はできるだけ多くのものを枠に入れようとしがちですが、写真撮影って実は切り取る作業なんです。余分なものを切り取って、主人公を強調する。写真を撮る前に「主人公は何なのか?」と自問するだけで、あなたの写真のクオリティは格段に上がります。

それでは主役にしやすい要素の例を見てみましょう。(以下の写真は那須裕介@nasu_yusukeが撮影しInstagramに載せているものです。)

主人公その1 明暗の違い

上の太陽のように、明暗の差は主人公に仕立てやすいです。

主人公その2 色の違い

例えば青いバックグラウンドに赤い鳥居のように、色相や彩度の違いも主人公に使いやすいです。

主人公その3 フォーカス(ぼけ)

主人公以外をぼかすのもよくある手法です。人間の目も、実際何かに焦点を当ててるときは他のものがぼけて見えているんです。

主人公その4 動き

上の滝の写真のように、動きの表現はスポットライトを当てやすいです。

上の実際に動いてなくても、上のスマホのようにアクションを想起させる主人公ならOKです。

主人公その5 顔や体

月のクレーターが顔に見えるように、人間の脳は人の顔や姿を識別する能力に優れています。主人公に仕立てるには最適です。

ルール2. ヒロインは誰か考える

主人公が決まったら、次はそれを引き立てるヒロイン役を決めます。ヒロインの役割は2つで、「支える」か「バランスをとる」かです。

1. 支えるヒロイン

支えるヒロインは漫画で言えば世話焼きの幼馴染であり、主人公のスポットライトをより強める存在です。具体的には次の2つがあります。

1-1. ガイドライン

ガイドラインは視線を主人公へと導く補助線です。上の写真で言えば、女性へと続く道がガイドラインです。

1-2. フレーム

フレームはその名の通り、枠の意味です。ウォーリーに丸をつけるように、主人公を囲んで注意を向けさせます。

2. バランスを取るヒロイン

「支える」に対するもう一人のヒロインは「バランス」です。これは漫画で言えばツンデレ同級生に等しく、主人公に反発することで逆に主人公を引き立てます。塩がスイカの甘さを引き立てるのにも近いですね。

具体的には――

紫の着物が鮮やかな芸子さん。横に緑のポストを持ってきてバランスをとっています。

こちらでは主人公(女性)の反対側に光を持ってきてバランスをとっています。このようにバランスをとるヒロインは、明暗や色の違いなど主人公の条件が使えます(でも主人公ほど主張してはいけません。あくまで引き立て役です)

もう一枚。艶やかな芸者さんを左に、ボカした灯籠を右に配置してバランスをとっています。

3. 構図は何か考える

主人公とヒロインが決まったら、最後に両者を構図の中に配置します。
構図は写真の世界における方程式のようなもので様々な種類があるんですが、初心者は「三分割法」と「シンメトリー」の2つを覚えておくのをおすすめします。

構図その1 三分割法

三分割法では画面を縦横それぞれ3分割して、線の交わるところに主人公とヒロインを持ってきます。三分割法はもっとも使われる構図で、写真撮影はもちろん映像制作にも頻出します。今まで例に上げた写真も、三分割法を使っているものが多いです。

三分割法の左上の点に主人公(女性)の顔を配置、反対側にヒロインの桜を置いています。

三分割法の左上に主人公の彫刻を配置し、反対側にもう一つヒロインの彫刻を配置しています。

右下に主人公の桜、左上にヒロインのボカした寺を入れています。

構図その2 シンメトリー

シンメトリーは左右対称の構図です。美しく安定感があり、インパクトの強い構図です。ホワイトハウスやタージマハルなど建築物でよく観られます。

荘厳な印象の神社やお寺はシンメトリーにうってつけです。

シンメトリーはとても力強い構図なので、ヒロインはガイドラインなどで支える程度に抑えるか――

もしくはヒロイン抜きで主人公の独壇場でもOKです。

まとめ

素人から脱却する写真撮影のルールは、「主人公、ヒロイン、構図」の3つ。

主人公には写真の主題で視線の集まるところ。使える被写体は人の姿、動きのある個所、フォーカスを置いた場所、明暗の違う場所、色の違いなど。

ヒロインは主人公を引き立てる役割。具体的には主人公を支える「ガイドラインやフレーム」と、主人公を打ち消す「バランス」がある。

構図は、主人公とヒロインの配置の仕方。特に三点分割とシンメトリーが使いやすい。

以上の3つを抑えるだけで、あなたの写真は格段にレベルアップするはずです!

参考文献

さらに深く知りたい方は、英語ですが下記の動画が参考になります。主人公、ヒロイン、構図は奥が深く、学んでいくと面白いですよ!

投稿者プロフィール

那須裕介
那須裕介
日本の魅力を世界に伝える開国クリエイター。
インバウンド動画制作、訪日観光動画メディア「じゃぱねすクエスト」更新、一棟貸しの宿じゃぱねす邸を京都高山で運営をしています(簡易宿所許可有)。お問い合わせはこちらから

One thought to “朗報!3つのルールを知るだけであなたの写真は3倍うまくなる!”

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