ハローみなさん、那須裕介(@nasu_yusuke)です。このたび1年近く続いたホームレス生活に終止符を打ちました!
というのも自分、高山に来てからずっと住所不定だったんです 笑
ことの始まり
ご存知の方もいると思いますが、自分は去年(2017)から岐阜県高山市で一棟貸しの宿じゃぱねす邸高山を運営をしています。
開業準備中の去年の夏は家を独り占めして借景を満喫していたのですが――
2017年10月に「じゃぱねす邸高山」として正式オープンしてから、困ったことが一つ。
オレの住む家がない……。
それまで使っていた家を宿にしたら住む家がなくなりました(当たり前)
ここで普通なら手頃な賃貸物件を探すところでしょう。しかし自分はある目的から、高山のホテルやゲストハウスを泊まり歩くことにしました。
ホームレス生活の始まりです。
なぜ宿を泊まり歩くのか
宿経営者は、一度は地元の宿を泊まり歩くことをおすすめします! なぜならそこにはコネクションと学びに溢れているからです!
理由1:コネクション
地元の宿を泊まり歩くことで、たくさんの同業者さんと友好を深めることができました。
例えばゲストハウス桜花のManabuさん。併設カフェを作ったりドミトリーをリニューアルしたりと、常に改善を続けています。
ゲストハウスTAUのKumaさん。建築未経験から手作りでゲストハウスを改装した猛者で、高山随一のユニークな宿に仕上がっています。
自分は根本の情熱が、訪日観光メディア「じゃぱねすクエスト」で「高山の魅力を世界に伝える」ということもあり、皆さんとても仲良くしてくださいます 🙂
理由2:学び
様々な宿の作りや工夫を目にすることで自分の宿運営に活かせます!
Fish in a Riverは木のぬくもりの良さを――
SORA-AMA HOSTELには案内情報の大切さを教えられました。
また、良くない宿に泊まったときも「ここは何が悪くて、どうやって改善できるか?」と考えることで、反面教師として活かせます。
古家を買い、新たなステージのホームレスへ
そして今年(2018)6月、新しく宿に改装しようと高山に古家を購入。ホームレス生活はさながら不法占拠者生活へとグレードアップ(グレードダウン?)していきます。
購入してまず実行したのが、周りの環境を体験すること。あたりの飲食店を把握し、近所の雰囲気が平日・休日や朝・夜でどう変わるのかを調べます。
そのために間に合わせの布団1セットだけを持ち込み、築年数不詳なこの家に住み着くことに。
とりあえず電気と水道だけは開通。お風呂は地元の銭湯通い。家具一つないので、基本は床で暮らすスタイルです。
用を足すときは徒歩5分の公衆トイレに行っていました 笑
こう書くとひどい生活レベルに聞こえますが、いざやってみると結構普通に暮らせるんですよね。1週間ほど不法占拠者の気分で生活したところで、やっと気づきました。
「あれ、今の生活レベルやばくね?」
高山で家を借りることに
ということで高山に来て1年弱。ついに居住用の家を借りることにしました!
正直、不定住生活では室内筋トレができず食事も外食ばっかなので、健康面を見直したいのもあって。
丁度じゃぱねす邸から数分のところに17平米の激安ワンルームがあったので、数日検討して契約。
シンプル・イズ・ザ・ベストな主義なので、仕事机と布団さえ置ければ広さは十分です。
住民票も移動。こちらにきて約1年、ついに高山市民となりました!
これからは高山2:京都1くらいのペースで活動して、映像制作も高山中心にペースアップしていきます。
高山の皆さん、今後ともよろしくお願いします!
投稿者プロフィール

-
日本の魅力を世界に伝える訪日観光YouTuber&じゃぱねす合同会社代表。
インバウンド動画制作、訪日観光動画メディア「じゃぱねすクエスト」更新、一棟貸しの宿じゃぱねす邸を京都と高山で運営をしています(簡易宿所許可有)。お問い合わせはこちらから
最新の投稿
法人2021.08.20じゃぱねす合同会社が3周年を迎えました! 今期と来期について
報告2020.09.06じゃぱねす合同会社が2周年を迎えました! 今期と来期について
宿レビュー2020.03.31関西の民泊Airbnbに泊まってきました!|宿レビュー#04
インバウンド観光2020.03.19じゃぱねす邸最大の危機! コロナの影響とこれから